外国人に買収される北海道の不動産と人口減少の脅威 ~ Vol.1
2024.01.25
VOL.01 外国人に買われる不動産

 外国人、特に中国人が、水資源を確保する為との憶測もあって、北海道における山林の取引が話題になり、これを契機に水資源条例が施行された。

 最近は、外国人の土地買収で話題になるのはニセコ地区くらいで、外国人による不動産買収が話題になることは少ない。

 しかし、マスコミが報道しないだけで、北海道の土地は山林のみならず、宅地・建物も広範囲に買収されている。

 地方にとって、売るに売れない土地を買ってもらえるのなら、買手が誰であろうと大歓迎である。

 個人的には、札幌を中心とする大都市圏かニセコ地区の観光地だけであろうと思っていたら、そのようなことはなく、地方の農地や土地・建物も買収されているようである。

 まさか浦河まで中国人が不動産を買いに来るとは予想しなかったが、絵笛の入り口付近の国道沿いの土地・建物が買収された。

 日本には、外国人による土地買収を規制する法律がないので、世界的にみても魅力的な北海道の土地の買収は、今後も続くと思われる。

 個人的には、日高管内の土地を外国に紹介することもあるので、ある意味売国奴かもしれないが、買手がいない以上、それも仕方のないことと割り切らざるを得ない。

 人口が減少する北海道は、この先一体どうなるのでしょうか。


2024.01.25 14:13 | 固定リンク | 鑑定雑感

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