民・百姓おかまいなし ~ Vol.2
2025.04.17
VOL.02 構造改革の第一歩は政府から
民間企業は構造改革して新時代に対応できるシステムにしない限り、倒産・破産という安全回路がある為、放っておいても国民の負担もある一定限度に止まり問題は肥大化しない。
問題なのは政府や地方公共団体並びに政府・地方公共団体系の特殊法人である。
これら組織のシステムには倒産・破産という安全回路がなく、かつ競争原理が働かない為、市場で淘汰されることもなく、限りなく肥大を続け、税金をタレ流すことになる。
このように仕事量に関係なく、組織が肥大化していく現象をイギリスの経済学者パーキンソンはパーキンソンの第一法則と名づけている。
パーキンソンは、イギリス海軍の戦艦保有トン数が第二次大戦後大きく減少しているにもかかわらず、海軍に従事する人員が大幅に増えている事に着目して分析・立証したものである。
これによれば、公務員は自分のテリトリーを肥大化させることがより安定的に立場を保持する事につながることから、意識的・無意識的に自己の組織の肥大化に邁進することになる為、全体としても限りなく肥大化することになる。
したがって、構造改革の第一は政府を始めとする公的部門の抜本的改革であり、ここに大きな痛み、場合によっては民間部門と同じように倒産・破産させる等の思い切った対策が必要である。
ここを徹底しないと構造改革の痛みは民間部門だけが引き受けることになり、税金の担い手である民・百姓のみがどん底に突き落とされることになる。
民間企業は構造改革して新時代に対応できるシステムにしない限り、倒産・破産という安全回路がある為、放っておいても国民の負担もある一定限度に止まり問題は肥大化しない。
問題なのは政府や地方公共団体並びに政府・地方公共団体系の特殊法人である。
これら組織のシステムには倒産・破産という安全回路がなく、かつ競争原理が働かない為、市場で淘汰されることもなく、限りなく肥大を続け、税金をタレ流すことになる。
このように仕事量に関係なく、組織が肥大化していく現象をイギリスの経済学者パーキンソンはパーキンソンの第一法則と名づけている。
パーキンソンは、イギリス海軍の戦艦保有トン数が第二次大戦後大きく減少しているにもかかわらず、海軍に従事する人員が大幅に増えている事に着目して分析・立証したものである。
これによれば、公務員は自分のテリトリーを肥大化させることがより安定的に立場を保持する事につながることから、意識的・無意識的に自己の組織の肥大化に邁進することになる為、全体としても限りなく肥大化することになる。
したがって、構造改革の第一は政府を始めとする公的部門の抜本的改革であり、ここに大きな痛み、場合によっては民間部門と同じように倒産・破産させる等の思い切った対策が必要である。
ここを徹底しないと構造改革の痛みは民間部門だけが引き受けることになり、税金の担い手である民・百姓のみがどん底に突き落とされることになる。